ヘアスタイリストと美容師の違いについて
美容室に行った後に、これまでの自分とは別人のように綺麗になった、と感じる時はありませんか?
ヘアスタイリストはカットしたり、パーマをかけて女性を一段と綺麗にする仕事をしています。
終わった後にお客様の笑顔を見た時には、自分の仕事が誰かの役に立っていると感じてやりがいを感じます。
この記事ではヘアスタイリストの具体的な仕事について、美容師との違いについても説明しています。
ヘアスタイリストとは?
ヘアスタイリストの仕事は、主に美容院でカットやヘアセット、
ヘアカラーやパーマなどさまざまなヘアケアを行いお客様の髪の毛を整えます。
ヘアスタイリストは、まずお客様をカウンセリングする所からスタートします。
カットの前に「どれくらい髪を切りたいのか」「どんな雰囲気にしたいのか」などお客様の希望を尋ねて、
好みを尊重しながらイメージに合ったヘアスタイルを提案します。
それからお客様の必要に合わせてヘアカットやヘアカラー、パーマ、セット、トリートメントなどを行います。
またお客様がこれから成人式や結婚式に出席する場合には、着付けやメイクを行うヘアスタイリストもいます。
そのためヘアケア以外にも、ファッション全般に関する知識を日々増やしていきます。
ヘアスタイリストになるためにはどうすれば良いのか?
現役でヘアスタイリストとして働いている人は、
美容室で働いたりブライダル関係の会社に就職するなど働き口は幾つもあります。
しかしヘアスタイリストになる前に専門学校を卒業していて、
国家資格である美容師の免許を取得していなければなりません。
専門学校を卒業しないと美容師の免許の受験資格を満たせないので、
働く前に専門学校に通わなければなりませんが、美容室によっては先に就職して美容師見習いとして働き経験を積みながら、
専門学校にも通うことを認めてくれる所もあります。
ヘアスタイリストと美容師の違いは何か?
簡単に言うとヘアスタイリストとは、経験を積んだ美容師のことです。
美容師の範囲は広く美容師の免許を取って働くすべてのスタッフに当てはまるので、
ヘアスタイリストだけでなく、勤務したばかりの見習いアシスタントも含まれます。
アシスタントの仕事には、スタイリストが決めた通りに薬剤を調合したり、
スタイリストにチェックしてもらいながらお客様の髪の毛に薬剤を塗布します。
その他にも店の掃除やタオルの洗濯など、雑用をこなします。
こうした見習い期間が約2年程度から約5年程度続いたら、スタイリストとしてデビュー出来ます。
お客様からの指名が多くなればトップヘアスタイリストとして、お客様からもお店からも認められます。
ヘアアシスタントと比べるとヘアスタイリストの年収はどれくらい多いのか?
ヘアスタイリストと違ってヘアアシスタントは、指名してくれるお客様がいないので、指名料が付くことはありません。
毎月の月給は基本給に交通費が付くだけなので、平均すると約15万円程度から約20万円程度の収入です。
一等地にある人気が高い有名サロンだと、場所代がかかるためアシスタントの月収がさらに低くなりがちですが、
憧れのサロンで働きたいと思い、安い月給で我慢する若者が多いです。
ところがスタイリストとしてデビューして、順調に固定客が付いてくると、
男性スタイリストの平均は月収約29万円程度、女性スタイリストだと平均は月収約23.9万円程度まで上がります。
カリスマスタイリストだと月収100万円以上の人もいるため夢のある仕事です。
ヘアスタイリストに求められるのはどんな能力か?
ヘアスタイリストの職業で大切なのは、人とのコミュニケーションを円滑に取れることです。
美容の技術が高くても、お客様としっかりとコミュニケーションが取れなければ、
自分が満足してもお客様にも満足してもらうことはできません。
カットを始める前からスムーズに会話をしながら、どんな髪型にしたいのか、
どうしてそう思ったのかをお客様の負担にならないように聞いて、
お客様に会った髪型を紹介できれば、安心して任せてもらえるでしょう。
そしてカットやパーマ以外にも美容センスが求められることもあるので、
自分のファッションやヘアスタイルにいつも気を配り、今流行しているヘアスタイルを研究しながら、
美容師としての技術を高めていく必要があります。
ヘアスタイリストの仕事は楽しい
ヘアスタイリストは美容センスとテクニックで、お客様をより綺麗にする仕事です。
カットやカラー、パーマをかけてヘアスタイルを変えた時に、
その仕上がりにお客様が喜んでいる笑顔を見た時にヘアスタイリストとしての仕事が楽しく感じます。
また直接お客さまからありがとうと言葉をかけられた時にもうれしくなります。
はじめのうちは下積みから始まりますが、経験が増えると技術も上がり、
自分を指名してくれるお客様が増えて収入も上がるので、仕事へのモチベーションが上がります。
ヘアスタイリストとしてデビューしたばかりの時には、月給は決して高くありませんが、
自分の技術を上げていけばもらえる給与も増えるので、仕事にやりがいを感じます。
美容師の就職や将来性について
ヘアスタイリストとして経験を積んでトップスタイリストになったら、
独立して自分のお店を持つことが、美容師としての成功した姿でしょう。
しかし自分のお店は持たずにヘアメイク事務所やブライダル会社に転職する人もいます。
美容師は体力も関係する仕事で、下済み時代の給料が安いので若い人が好んで働く傾向があります。
近年ではいたるところに美容院がオープンしているので、お客さんの取り合いになっているイメージもありますが、
美容師の仕事は世界中に共通するものなので、無くなることはありません。
ただし日々の努力は必要で、こちらから待っていてもお客さんが来るようになるまでには、
日々自分の技術を磨いて一つ一つの仕事を丁寧にする必要があります。
また美容やファッションについて毎日研究して、最新の流行にも後れないようにしましょう。
最近では海外にお店を出す人もいて、
日本式の親切で丁寧なカットやカラーを売りに日本ならではのサービスをしている美容師もいます。
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