ヘアスタイリストのカットってなに?混乱しやすいメニューを解説
ヘアスタイリストが提供するサロンメニューには様々なものがあります。
例えばカラー、シャンプーの他、ヘッドスパやネイルを行うところも珍しくなくなりました。
そんなヘアサロンのメニューの1つがヘアスタイリストのカットです。
これは、カットと書いてあるシンプルなメニューでありながら、料金表よりも安くなったといったケースも少なくありません。
今回は、美容師のヘアスタイリストによるカットについて解説を行っています。
ヘアスタイリストのカットといっても様々な種類がある
ヘアスタイリストのカットは、とても複雑です。
その技術によって様々な手法があり、提供しているカットの名称も多彩なものがあります。
ざっと紹介していくと次のようなものを目にします。
「パーソナルカット」
「トレンドカット」
「デザインカット」
「似合わせカット」
「骨格矯正カット」
「フォルムカット」
このようにカットといっても様々なものが用意されているのが特徴です。
もっと分かりにくいものは、
「オーナーカット」
「ディレクターカット」
といったものです。
これはサロン役職に合わせて付けたカットの名称で、指名料付のカットといえるでしょう。
さらにスタイリストの実力によって料金が違うことも珍しくありません。
加えて、その店独自の名称で提供していて「○○hairカット」といったような名前がついているものもあります。
このように利用する側からすれば混乱が増すワード、それがヘアスタイリストの「カット」なのです。
実はどれも同じ意味?ヘアスタイリストの「カット」
ここまで多彩なヘアスタイリストのカットの名称を紹介してきました。
十分混乱したところですが、実際に予約した美容室がデザインカットしかないといった事態に遭遇してしまうことも少なくありません。
しかし、デザインカットもトレンドカットも、いずれも普通のカットと同じに考えてもらって良い場合がほとんどです。
確かに特殊なカットをデザインカットといって割増しで提供するサロンもありますが
そういった場合は別に「カット」が用意されていることもあります。
気になる場合は、一度確認しておきましょう。
ヘアスタイリストによるカットは、利用するお客さんと決めたヘアスタイルを美容師がイメージして形にしていく行為です。
サロンによっては展開図を書いて髪の質や量、その他のくせ毛などの悩みを考慮して提案することも行います。
また多くのサロンや美容室では、カットの付加価値を高めるために
ネーミングをつける目的でカットをデザインカットやフォルムカットにしていくことがあります。
では、同じカットなのに料金が変わる場合はどうでしょうか。
結論を言えば、そのサロンが定めるカットの基準以上の仕事をしたか、しないかといった場合です。
例えば、エクステをつけたままカットを依頼した場合、エクステを一回外してカットし
またエクステをつけるといった施術をすれば割増しになります。
一方で、前髪だけのカットであれば、設定されたカット料金よりも安くなるでしょう。
こういった詳細な仕事量の差について明確に料金表で提示できないことから
「カット」と表示してビューティーサロンの雑誌やフリーペーパーにメニュー記載されています。
ただ、どんな内容でも一律でカット料金が同じというケースもあります。
この点もヘアスタイリストの間で確認しておきましょう。
一つのヘアサロンで様々なカットの名称をつけている場合は?
まれに一つのサロンで様々な名称の○○カットを展開しているところがあります。
この場合は、カットと一緒くたにできません。
そのサロンはカットの名称にこだわりを持っており
その特徴性を打ち出すために名前を変えている可能性もあります。
例えば、スタイリストの実績や技術力によって差別化をし、所属するスタイリストの報酬に差をつけていたり
○○カットにはカット以外にトリートメントがセットになっていたりします。
この点は、サロンによって全く考えが違うので一概には言えません。
ただ、カットに様々な名前がついており、それぞれ料金が違う場合はカットするスタッフの違いや
カットプラスαのメニューである可能性があります。
サロンの様子を見ても何となくわかるケースがあるので、チェックしてみましょう。
同じカットでも割増しになる可能性のあるカット
先ほども触れた通り、仕事量の大きなカットになる場合は、メニューのカットより割増しになる場合があります。
それは、アシンメトリー、奇抜なヘアスタイル、役職名+カットのケースです。
アシンメトリーは、左右非対称の髪型のことを言います。
例えば、長めの前髪をサイドによせて片サイドだけ耳が出るようなカットの方法のように右や左で髪型が異なる髪型です。
この場合は、手間がかかることだけでなくカウンセリングに時間がかかるのでカットといっても割増しになるのは必至です。
奇抜なヘアスタイルにも注意しましょう。
バンドで派手に決めたい、卒業式で個性を出したいといった場合は、いつもと違った髪型にすることもあるはずです。
そんな時に奇抜なヘアスタイルを指定してカットすると、手間や時間、そしてカウンセリングに大変時間がかかってしまいます。
そうなると、価格も一気に上がってしまいます。
役職名+カットがついている場合も注意です。
ディレクターカットやオーナーカットなど先ほど紹介したカットのことです。
実際に、見習いカットと称して激安で提供するサロンや美容室はまずありません。
そういった意味で、役職をにおわせる名称のカットは割増しになると思った方が確実です。
それ以外に関してはヘアサロンの方針や付加価値をつけるためにつけている名称であることが多い傾向です。
例えば、似合わせをコンセプトとしているサロンは似合わせカット
技術中心で名称にこだわりのないサロンは単にカット
デザインにこだわりの強いサロンはデザインカットといったような使い分けをしています。
まとめ
ヘアスタイリストが手掛けるカットは、仕事量や手間、誰が切るかによって料金が変わります。
しかし、それ以外に存在する様々な名称のカットは、内容が若干異なるか、ほとんど同じもので、特に差はありません。
ただし、サロンによってはヘアスタイリストのカットの扱いが大幅に異なるので
事前にサロンへ連絡してチェックしておくのがおすすめです。
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サロン名:re:verb
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