ヘアスタイリストとは!?なり方・学校・仕事内容・求められる人物像
ヘアスタイリスト、美容師は定期的に美容室に通っている方には馴染み深い職業ではないでしょうか。
いつかヘアスタイリストになりたい、と考えている方もいらっしゃるでしょう。
このページではヘアスタイリストの仕事内容、なり方などについてご紹介します。
ヘアスタイリストとは
ヘアスタイリストとはお客様の髪の毛をカット、カラー、パーマ、ブロー、ヘアアレンジなどでデザインしたりスタイリングする職業です。
ヘアスタイリストはただ髪をカットしたり染めたりするわけではありません。
カウンセリングでお客様の要望やお悩みを伺い、髪の状態をチェックして、髪の毛の生え方や髪質も考慮しながらお客様のニーズに合わせてヘアスタイルをデザインします。
単純に要望に従ってスタイリングするだけでなく、お客様のファッションの雰囲気に合わせたり、トレンドも取り入れてお客様に最適なヘアスタイルを作り上げるのがヘアスタイリストの役割です。
ヘアスタイリストが活躍する場所は美容室にとどまらず、ホテルや結婚式場などのブライダル業界、写真館などでお客様のヘアメイクをしたり、テレビや雑誌などのメディアに出演する人のヘアメイクを担当することもあります。
ヘアスタイリストと美容師の違い
ヘアスタイリストと聞くと「美容師とは違うの?」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ヘアスタイリストと美容師は同じです。
あえて違いを言うとすれば、実務経験の年数や仕事の役割の違いです。
どなたでも美容師免許を取得すれば「美容師」として認定されることになります。
アシスタントになりたての方も店長やトップスタイリストも同じ「美容師」です。
ヘアスタイリストはアシスタントの経験を積んだ後、お客様にヘアスタイルの提案をし、ヘアスタイルをデザインする仕事です。
一般的には経験を積み重ね、一人前になった美容師がヘアスタイリストとして認識されることが多いようです。
ヘアスタイリストになるには
美容師免許を取得する
ヘアスタイリストになるためには国家資格の「美容師免許」を取得する必要があります。
美容師免許を取得するには厚生労働省が指定している美容学校に通わなければなりません。
美容学校を卒業すると「美容師免許国家試験」の受験資格を得ることができます。
美容師免許国家試験の合格率は年によって幅があるものの概ね50~70%程度となります。
試験は2月と8月に実施されており、筆記試験、実技試験それぞれで合格基準を満たせば合格となります。
国家試験に合格した後、免許を申請して美容師免許を取得することができます。
美容室などに就職する
美容学校を卒業して、いきなりフリーランスとして活動する人は少ないでしょう。
まずは美容室などに就職し、そこでスキルを積むのが一般的です。
多くの方が社員として採用され、そこでアシスタントとして働きながら技術を磨き、スタイリストデビューを目指します。
アシスタントの業務は片付けや準備から始まり、次第にシャンプーやカラー剤の塗布など接客も任されるようになります。
日々接客を学びながら技術の練習を数年行い、社内試験に合格するなど会社の条件を満たすとスタイリストになることができます。
ヘアスタイリストに求められる人物像
コミュニケーションを取るのが好きな人
ヘアスタイリストはお客様の要望をお聞きし、それを実現するお仕事です。
お客様はカウンセリング以外のちょっとしたお話の中でファッションの好みをお話されたりすることもありますので、そういったお話の中から要望を聞き取ってデザインにしていく必要があります。
また、お客様の毎朝のスタイリング方法やかけられる時間をヒアリングすることも満足度の高いヘアスタイルづくりに繋がります。
お客様のニーズを把握するにはコミュニケーションスキルが求められます。
明るい性格や人と関わることが好きな方はそれだけで接客時に大きく役立ちます。
おしゃれが好きな人
ヘアスタイリストは「美」に関する仕事。
ヘアスタイルのみならずファッションのトレンドにも敏感である必要があります。
似合うヘアスタイルだけでなく、トレンドを取り入れることは大切なことです。
今、どんなヘアスタイル、ファッションが流行しているのかは知っておくべきですが、おしゃれが好きな方は自然と流行の情報を取り入れることができるでしょう。
また、自身もトレンドを押さえておしゃれにしていることはお客さまへの安心感にも繋がります。
新しいことを学ぶ向上心がある人
美容師は専門的な知識と技術を使ってサービスを提供する「技術職」です。
美容師として働くためにはお客様に満足していただけるようなテクニックやスキルを磨く必要があります。
そのため、常に技術のレベルアップのための練習や勉強が必要です。
美容の世界はどんどん進化しており、新しい技術や商材が次々登場します。
これらの新しいものを積極的に学ぼうという気持ちがある方が向いています。
体力・忍耐力がある人
美容師の仕事は立ち仕事です。
長時間立ちっぱなしのこともありますし、営業後に練習や社内研修がある場合もあります。
繁忙期は一日中仕事に追われることもあり、体力や忍耐力を必要とします。
予約して来てくださるお客様も多いので、体調管理はしっかりと行いましょう。
目標を持って取り組める人
アシスタントとして働く時期は雑務をこなしながら仕事を覚え、営業時間後に練習をしなければならないなど、大変なことも多くあります。
スタイリストになった後も同様に練習や勉強を続けていく必要がありますので、常に自分の目標を定め、それに向かって日々コツコツと頑張れる方が向いています。
「お客様のお話にもっと耳を傾ける」「片付けを5分早く終わらせる」「新製品の薬剤について勉強する」など小さなことでも良いので目標を立てることを習慣づけることが大切です。
ヘアスタイリストはやりがいのある仕事
ヘアスタイリストは技術とセンスでお客様の魅力を最大限に引き出す仕事です。
お客様に仕上がりを喜んでいただけたときや指名をいただけた時には大きなやりがいを感じます。
最初はアシスタントからのスタートですが、技術と経験を磨くことでお客様に喜んでいただけるスタイリストに成長していくことができます。
ヘアスタイリストは経験や努力を積み重ねた分、大きなやりがいとして返ってくる仕事だと言えるでしょう。
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