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ヘアスタイリストと美容師の違い ヘアスタイリストになるには?


 

髪を切ったり、カラーリングをする美容師のお仕事ですが、ヘアスタイリストとの違いは何でしょうか。

また、ヘアスタイリストとして活躍するためにはどのようにすればよいのでしょうか。

 

この記事ではヘアスタイリストと美容師の違いや、スタイリストの仕事、スタイリストになる為に求められる技術等について解説します。

 

ヘアスタイリストと美容師の違い

ヘアスタイリストと美容師の違いは何でしょうか。

「美容師」は美容師免許を取得することで認定される資格です。

 

入社したての新人さんやアシスタントも美容師ですし、10年目のベテランや店長も美容師です。

 

ヘアスタイリストはアシスタントとして経験を積んだ後、一定レベルの技術をクリアするとお客様にヘアスタイルの提案をし、カットやカラー、パーマなどでヘアスタイルをデザインする仕事をする人です。

 

一般的に美容師免許を取得した美容師さんはヘアサロンに就職したらまず、アシスタントとしてスタイリストのサポート業務をし、スタイリストを目指していく事になります。

 

アシスタントとスタイリストの仕事の違い

アシスタントとスタイリストの仕事の違いは簡単に言えばお客様のカットができるかできないか、ですが、その他にもさまざまな違いがあります。

 

アシスタントの仕事

アシスタントは店舗の掃除や道具の洗浄、スタイリストのサポート業務、シャンプーやブローなどの接客など、幅広い業務を行います。

 

新卒の0からのスタートで、アシスタントからスタイリストデビューまではお店の考え方にもよりますが、だいたい2~3年程度かかると言われています。

 

1年目は簡単な雑用から始め、慣れてくるとシャンプーやドライ、カラー剤の塗布などの手伝いを始めます。
2年目からはパーマや縮毛矯正の手伝いをしたり、ブローやヘアセットを任されるようになります。
3年目からはスタイリストデビューに向けてモデルさんを使ったカットを本格的に練習したり、1人で任される仕事が多くなります。

 

美容室で独自に設けている技術テストに合格するなどして、スタイリストとしてデビューします。

 

スタイリストの仕事

お客様への施術を一通り担当できるレベルになればスタイリストとなり、一人前の美容師として働くことになります。

経験が浅いうちは「ジュニアスタイリスト」、ある程度経験を積んだら「トップスタイリスト」と呼ばれることもあります。

 

スタイリストは新規のお客様や指名のお客様のヘアスタイルを提案し、カット、カラー、パーマなどで最適なスタイルをつくっていきます。

 

また、店舗で販売しているシャンプーやスタイリング剤を販売するのもスタイリストが売上を作るための大切なお仕事です。

その他、店舗で使う材料の在庫管理や発注を行ったり、アシスタントの教育なども行います。

 

更に経験を積むと店舗の売り上げ管理やイベントの企画、店長やエリアマネージャーなど管理業務も行うようになります。

 

スタイリストになるためには高い技術の習得が必要

スタイリストはシャンプー、カット、カラー、パーマ、ヘアセット、カウンセリングなど、すべての技術がお客様に提供できるレベルになっている必要があります。

 

どんな有名スタイリストでも最初はアシスタントからスタートしています。
1つひとつの技術を習得し、試験に合格してスタイリストデビューしています。

 

ヘアスタイルは技術だけでなく、センスや流行など高いスキルを求められるため、どんなにベテランになっても毎日が勉強となります。

 

お客様の好みや髪質、頭の形などから最適なデザインを提案できる提案力も必要ですし、さまざまなデザインを形にできる技術力を得るための経験値も必要です。

 

スタイリストのレベルに達するにはカットだけが上手いだけでは通用せず、すべての技術が一定水準をクリアしている必要があり、スタイリストになれるレベルになるには、1つひとつの技術レベルを確実にクリアしていく必要があります。

 

スタイリストデビューまでに習得しておくことを求められる技術

アシスタントがスタイリストとしてデビューするためには次のような技術を習得する必要があります。

 

シャンプー技術

シャンプーはアシスタントがまず練習する技術です。
実はシャンプーを楽しみにしているお客さまもたくさんおり、シャンプーの技術を磨くことは非常に重要です。

 

シャンプーの技術は美容室の評判にも直結しますし、「あの人シャンプーが上手」と思ってもらえるチャンスの場でもあります。
アシスタントのうちにたくさん練習しておくとスタイリストになった後もシャンプーでお客様満足度をアップできますよ。

 

カラー技術

お客様の要望に従ってカラー剤を調合し、髪を染めるカラーリングは同じ色でもお客様の髪質により印象は大きく変わります。
そのため、お客様1人ひとりに合わせて色の調合が必要です。

 

カラーは持ちの良さ、艶を出す、ダメージを最小限に、など、重要視したいポイントによっても選択するカラー剤が変わりますので、カラー剤の特徴をしっかりと頭に入れることが大切です。

 

また、先輩スタイリストのやり方を見て、カラーチャートを使った色の提案方法も練習しておきましょう。

 

カット技術

スタイリストの仕事のメインといえばカットと考えている方も多いのではないでしょうか。

 

スタイリストとしてカットができるのはたくさん練習を積み重ねた美容師のみです。
同じボブスタイルでもお客様の顔の形や髪質、要望などにより無数のスタイルがあります。

 

希望通りのスタイルを完成させるにはそれだけの技術が不可欠です。

トレンドを研究し、少しでも多く練習することが大切です。

 

ヘアセット技術

カットやカラーと同じく、スタイリストに求められるのがヘアセットの技術です。
カットが上手く行っても、上手にスタイリングできなければ台無しになってしまいます。

 

美容室でのセットを綺麗にするのはもちろんですが、お客様が自分でセットできるようなヘアスタイルにカットし、お客様が自宅でもできるようにセットしてあげることも大切です。

 

ブローだけでなく、コテを使ったりして、素敵に仕上げてお帰りいただくようにしましょう。

 

接客力・トーク力

美容師の仕事は接客業。
技術だけでなく、トーク力も求められます。

 

お客様の中には楽しくおしゃべりをして過ごしたい方、静かに過ごしたい方などさまざまです。
お客様のニーズに合わせた接客をしていく必要があります。

 

美容師は常に努力が必要

美容師とヘアスタイリストの違い、アシスタントがヘアスタイリストになる為に求められること等をご紹介しました。

 

美容師はアシスタントもスタイリストも技術向上のための努力が必要です。
分からないことは先輩に聞きながら、1つずつステップアップしていきましょう。

 

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サロン名:re:verb

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